ラ・ラ・ランドへのトキメキが冷めない。

今年の3月の初旬に「ラ・ラ・ランド」を観た。

ネタバレかもしれないからまだ観てない人は読まないでね。

 

 

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ミュージカル映画苦手だけど、「セッション」の監督だし…という理由でこの映画を観た人は多いだろうか、わたしもその中の1人だけど。

感想を一言で言えと言われたら、「めちゃくちゃ良かったー!」です。

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映像も曲も美しくて、エマ・ストーンも可愛くて、ライアン・ゴズリングはセクシーすぎて、3度目の共演になる2人ですが、お似合いすぎる!絵になる2人。(ラブアゲインもLAギャングストーリーもよかったなあ)

ウディ・アレンの新ミューズの彼女ですが、元カレのアンドリュー・ガーフィールドと差がついたなあ。(でも「沈黙」に出てるみたいなのでどうなんだろう?)

 

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夢を追うことと人を愛する事を、素晴らしいと思える映画なんだろうけど、いつかこれを素直な気持ちで観ることはできるのだろうか…。

ライアン・ゴズリング、ピアノの練習すごくしたらしくあれは全部彼が本当にやっていたと聞いて、、あんたあんな世界一セクシーな男がピアノも弾けてあんな甘い歌声だなんて、神様は不公平すぎるね。

昔の映画のオマージュもあったから、好きな人にはたまらないだろうな。わたしはミュージカル映画一切観てないのでタイトルくらいしか知らないんだけど。

ミュージカル映画じゃないけど、その中で唯一、「理由なき反抗」だけは観てました。

エマのファッションとかもすごいよかったなー。かわいい。イングリット・バーグマンのポスターを貼ってたけど、先日「イングリット・バーグマンってあばれる君に似てる」と話していたので少し吹きそうになった。

この劇中のライアン・ゴズリング演じるセバスチャンみたいな男いたら一瞬で恋に落ちるわ…。
あんなロマンチストいたらもう…はぁ。

ラストが哀しすぎて、本当に泣いてしまった。
あそこまで身勝手な登場人物なんだから、最後もめちゃくちゃにしてほしい。
映画ぐらいハッピーエンドにしてほしい。
愛し合ってるのに、一緒にいれないって辛すぎる。ロミオとジュリエットなの?

とか思っていたんですが、

デイミアン・チャゼル監督が
「人は人生において、自分を変えてくれて、なりたい人物になれる道筋を作ってくれる人と出会えるけれど、最終的にはその道をひとりで歩まなければならないということだ。人は、残りの人生を決定づける人と結びつくことはできるが、その結びつきは残りの人生までは続かない。
そのことは、ものすごく美しくて、切なくて、驚くべきことだと僕は気づいたんだ。この映画ではそのことを描きたかった。」


とインタビューで答えてるのを読みました。
それ聞いて、あのラストでよかったんだと思いました。

愛する人と結婚できて今も一緒にいるということは、尊いものですね。
世の中の結婚してる人たち、本当にすごいです。

 

でもやっぱり、人生は苦いから、コーヒーと映画のラストくらいは甘くしてほしいよ。

 

本当は2回目観に行きたかったけど、いつの間にか上映終了していました。人生はタイミング。

 

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これって、夫婦やカップルで観に行ったらとっても気まずいんじゃないだろうか。

つまりはわからない。

 

過去のページなんて捲らず、いまこの人と一緒にいて、この映画を一緒に観れて心から幸せだと思える人に出逢いたいし、そういう風に思われたいと心の底から思った。