秘宝館に行った話。〜伊香保温泉旅行編〜

趣味はなんですか?と聞かれたら

「秘宝館巡りです。」と答えたい。

秘宝館に行くと言うことが、引かれることじゃない世の中になってほしい。

人が想像することは、必ず実現できる。

 

なんて某CMのセリフをパクリながら思っていたんですが、そもそも、書いて字の如く「秘宝館」なんだからオープンにならなくていいのかもしれません。

世の中には下ネタが嫌いな人間がいるらしく、なかなか言えません。

 

すごく久しぶりにブログ書いてます。最近、行きてる価値を見出せないというか、楽しみがないというか、人生に希望がない、というか…

最近、なんて言ってますがこのブログを見る限り、随分と前から同じこと言ってました。

なにも進化してない…。

まぁでも、結婚すると思っていた恋人に振られてから、希望がなくなった感じはしますね。希望ってか、なんていうんだろう。うーん。哀しいね。いい加減な生き方だったわたしが、誰かと別れることがこんなに哀しいことだと知れたので、いい勉強になったかもしれない。思い出は美化されていくしね。愛しさと切なさと心強さを抱えて生きてこう。

 

そしてタイトル通り、この間秘宝館に行ったので日記にしてみます。この間ってか1ヶ月前ですけど。そもそもこんなブログ書いて読んでる人いないと思うけど、もし伊香保温泉に行きたい人がこの記事を読んだとして、少しでも参考になれば…と微かな希望を胸に、今日も書いていきます。

 

2017年8月11日、山の日。3連休だったので、友人と3人で群馬県伊香保温泉旅行を企てていた。

自分の車で行きました。なんと先月、事故った(おかまほられた)ので、正直ドキドキしていた。幸運なことに、事故った日が、納車の前の日という奇跡が起きていた。なので今回使った車はあまり慣れていない。知らない道なので、本当に怖かったですわ。

朝の5時半に出たのでそんなに混んではいなかった。9時半ごろに目的地に着いた。

目的地…それは「珍宝館」。

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月曜から夜ふかしという番組で取り上げられたので、ピンときた方もいるだろう。

館長兼マン長の「ちん子」さんのインパクトの強さが有名です。下ネタと時事ネタを掛け合わせたトークをしてくれる。教養たっぷり!

まだ9時半にもかかわらず、お客さんも結構いました。滋賀から来ている人とかいて、情熱を感じました。

 

個人的な感想ですが、ちん子さんのトークは本当に面白かった。でも秘宝館としては?かな。とにかくトークが面白いのです。

お土産にちんちんの飴とか帰るので是非。

ちなみにわたくし、川崎市で毎年恒例の「かなまら祭り」や渋谷にある「バイブバー」や静岡県熱海市の「秘宝館」などでちんちんの飴を見てきたので、ちんちんの飴を見てもなにも思わなくなってしまいました。

初めて見たときは、とても興奮してたのに。慣れって怖いね。

 

わたしがこういう秘宝館に行く理由が、芸術鑑賞です。春画とかを見て、今も昔も変わらない何かを感じたり、さまざまな形のペニスを見て個性を感じたり。この作品はいつの時代に誰によってどういう経緯で作られたのだろう?とか想像するのも好きです。

春画と言えば、江戸時代のエロ本ですね。

見れば見るほど面白いんですよ。

あの有名な葛飾北斎だって書いていましたからね。

こんな体位あり得るの?とかかなりぶっ飛んだものも多いですが、その発想にあやかりたい。

自分自身、時代劇が好きで(時代劇が好きって言っても必殺仕事人のことなんですが。ちなみに中村主水さんの方です)そういう理由もあってか、春画にたいしてとても関心がありますね。

春画展とか、行きたいですね。

 

あ、春画の話は置いといて、珍宝館に気になる方は是非行ってください。行きたいたいと思っているなら、本当に行ってください。秘宝館はどんどん閉館していってます。潰れてからじゃ遅いのです。

あと、「珍宝館」のほかに「性と命ミュージアム」という博物館?もあります。わたしは今回行けませんでしたが、機会があれば次こそ訪れたいです。

 

秘宝館のあとは、すぐ近くの「おもちゃと人形自動車博物館」へ。

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ここね、めちゃくちゃ面白いです。レベル高いです。自信を持ってお勧めします。

クラシックカーがあったり、昔の映画のポスターもたくさんあって、たまらなかったです。

「珍宝館」に行ってすぐだったので、「貝合わせ」という文字を「具合わせ」と読んでしまい、おいおい子供も来るところなのにえげつねえなあとか思ってました。

 

お昼はうどんを食べました。

「大澤屋」です。

日本三大うどんのひとつ、水沢うどんです。

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混んでましたが回転も早い。

水沢うどんですが、美味しかったです。

(本当はもつ煮で有名なお店行ったのに、お盆休みでした!)

 

お昼食べて宿へ向かいました。

荷物預けて、伊香保の中心部歩いたり。

甘味処行って休憩してたら、次に来たお客さんに店のおばちゃんが「急いでる?今忙しいから急いでるならむりだわー」とか言ってて(もちろんお客さん出て行きました)お客様は神様の時代はもう終わったのだ、と思いました。

 

早めにチェックインして、部屋でのんびりしてました。

旅館で出たご飯も美味しくて幸せでした。

10代の頃は自分の家のトイレ以外で用を足せないほど繊細な人間だったので、自分の家の布団以外でもなかなか寝れず、いつも旅行は睡眠不足なんですが、今回も夜中まで寝れませんでした。みんな寝てるのにひとりだけ寝れなくてコワカッタ!

 

宿出る前に、お饅頭買いました。

有名なやつ。「勝月堂」。美味しいです。

 

どこ寄ろう?ってなって、伊香保グリーン牧場行きました。でも入場しないで、前にあるアイスクリーム屋で牧場のアイス食べて、お土産買って終了。

入場しないでもアイス食べれるから寄り道とかにもいいかも。

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あと売店にある、フラワーチーズっていうお土産がめちゃくちゃ美味しいです。

 

そのまま栃木県佐野市へ。

 

佐野市と言えばなんだ!?さのまるくんか?

いや…佐野ラーメン!!!!!!

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「おぐら屋」へ!超混んでた!

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食べ終わり、足利市へ。

足利学校行きました。

恋人がいたときはイルミネーション見に来たりしたなぁとか思い出しながら。泣いてない。泣いてなんかない。

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なんかもう書くの疲れた。

 

こんな感じです。群馬は2回目ですがいいところです。前回は四万温泉へ行きましたが、ダムも綺麗だしこんにゃくパークも楽しいしオススメ。

四万温泉もあの人と行ったな。付き合ってたころは彼の車で彼のお金でどこでも行ったけど、別れた今は全部自分です。(当たり前)

1人で運転もできなかったし、駐車もできなくて助手席に座ってる酔っ払った彼が駐車の時にハンドル操作してくれてたし、1人でガソリンスタンドにも行ったことなかったし、まぁとにかく、運転に限らず何にもできなかったんですわ。でも別れてからドライブ旅行行けるようになったりして、あの頃じゃ考えられなかったなとか我ながら感心してます。他の人にとっては当たり前のことだけど自分にとっては大きな進歩だと思ってます。

 

怖くて無理、自分にはできない!ってやる前から諦めて、実際やってみるとなんてことないことがこの世にはたくさんあるんだなと実感しております。

これからどんどん、増やしていきたい。

 

だから、

あの日に帰りたい…。

泣きながらちぎった写真を 手のひらにつなげちゃうおうかな。