音楽の魔法で平凡な風景が意味のあるものに変わる
今日は「ソロモンの偽証 前篇 事件」「はじまりのうた」を観に行きました。
「ソロモンの偽証」は超怖い。ホラーでしょあれ。早く続き見たい。永作博美演じるヤンママ(死語?)がハマってた。バブルって感じがして、いくえみ綾の「I love her」の花ちゃんのママを思い出しました。後篇見終わったらちゃんと感想書こう。それより今は「はじまりのうた」だ。
最高ですよ、もう。音楽好きな人にはたまらないんじゃないですかこれ。
上映終了後パンフレットを買いに行ったら「ジヌよさらば」の前売り券を買うと手ぬぐいが付いてくる!なんて宣伝してるのでつい購入してしまった。また手ぬぐいか!
キーラ・ナイトレイが歌わされるとこから始まるんですが、観客には受けず。だけど唯一ホームレス風(マーク・ラファロ)の男が目を輝かせていたんですね。その男が音楽プロデューサーだったんです。そんな感じで映画は始まります。
ヒートテック着て行ったら死ぬほど暑いしブヒブヒ言いながらハンバーガー食べてデザートにアップルパイ食べようとしたら床にぶちまけてしまいました。最悪だ。
マーク・ラファロと言えばこの間「フォックスキャッチャー」にも出てましたが、役作りでかなり体型を変えていて俳優さんはスゴイなぁ!と感心しました。
(チャニング・テイタムのピチピチのTシャツ姿に涎が止まらない)
「グランドイリュージョン」ではそんなイメージなかったのに!
あ、あと「グランドイリュージョン」にジェームズ・フランコの弟「デイヴ・フランコ」が出てたじゃないですか。
あの役はスマートでカッコいいなぁと思ったんですが「21ジャンプストリート」では面白キャラでしたね。出演作見る限りコメディ路線なのかな。せっかくのイケメンなのでインテリ系ももっとやってほしい。
あ〜、「はじまりのうた」のサントラほしい。
2人ともノリノリでクラブ行ってる時もイヤホンですよ。踊れる人間かっこいいなぁ。わたしも人生に一度だけですがクラブとやらに行ったことがあるけど、二度と行きたくないから踊れる人間にはなれない気がします。そりゃ音楽が流れたら踊り出す人間になりたいと夢見てるけど!
クラブで流れてた曲、ロビンシックくらいしか知らなかったし。若い頃クラブ通いしてたらしい知り合いに「いやマジでクラブなんて行ったらナンパされるから気をつけな」と言われ「される気がしないんですが」と答えたら「いやマジだから。むしろクラブでナンパされないとかあり得ない!」「じゃ、じゃあされなかったら慰めてくださいよ!」となったのだが本当にナンパされなかった。後日言ったらノーフォローでした。
あと夜中に道玄坂のドンキの前で若い社会人に「ブース!」といきなり叫ばれてこの日は本当にbad dayだった。そんなことを映画中に思い出してしまった。
そしてダンが言うんですよ、「音楽の魔法で平凡な風景が意味のあるものに変わる」って。本当にこれ。音楽の魔法ってすごい。
こんなセリフで口説かれたい!
観た後に前向きな気持ちになれる映画は素敵だー!
で、この人たち警察に通報されながらも野外でレコーディングするんですね。見ず知らずの子供に5ドルずつ渡してコーラスさせたり。この写真見るだけで映画見たくなっちゃいますね。
あれですよね、本当にいいものって余計なものはいらないじゃないですか。たとえイケメンってシンプルな服装で充分じゃないですか、音楽もそういうことです。
先日、友人と埼玉県大宮市のアジフライがウリの居酒屋に行ったんですが、友人が「このアジフライはうまい。ソースが最高。君はこのアジフライをどう思う」なんて聞かれたものですからわたしはこう言いました。
奥田民生の「野ばら」って曲、知ってるか?と。
知らない、と言われました。
「野ばら」っていう名曲があるんだけど、そのMVが奥田民生とギターしか登場しなくて、ずっとこんな感じなんだけど
これだけで充分なんですよ。だって高くていい肉食べたら塩だけで満足でしょ。焼肉のタレなんていらないでしょ。だからこのアジフライもソースなんていらないんですよ。アジフライだけを堪能してほしい。と言ったら長い!って言われて会話が終了しました。
美味しく頂きました。
「はじまりのうた」観てね!